1.手賀沼の水質浄化について

○浜田質問
手賀沼

 手賀沼は、かつては、ガシャモクやマコモなどの水生植物が自生し、野鳥等も数多く生息するなど、自然環境豊かで、子供達の水遊びをする場でもありました。

 しかし、昭和30年代以降、急激な都市化の波が押し寄せ、ついには全国で最も水質汚濁の進んだ湖沼となり、27年連続のワーストワンとなってしまいました。

 このことから、国、県をはじめ、流域の市町村や住民の方々が水質改善に取り組んできた結果、平成13年度にはワーストワンを脱却し、その後も徐々に水質が改善してきております。

 このような状況の中、去年8月には手賀沼トライアスロン大会を開催することができました。また、11月には大堀川で鮭が確認され、市民の注目を集めたのは記憶に新しいところです。

 このように、手賀沼はかつての美しさを取り戻しつつあります。

 しかしながら、依然として水質は環境基準に達していない状況にあり、更なる改善が望まれています。

 また、水質改善とともに、かつての水生植物を再生し、恵み豊かな手賀沼を目指していくことが重要であると考えます。

 県では、浄化対策の1つとして、沼内のヘドロの浚渫を続け、多くのヘドロを除去してきましたが、現在策定が進められている第5期湖沼水質保全計画の中で、沼内のヘドロ除去を含め、新たな浄化対策をどのように進めていくのでしょうか。

 そこで、お伺いいたします。


○質問

 河川管理者として、手賀沼の浄化対策を今後どのように進めていくのか。

○知事答弁

 河川管理者としては、これまで流入河川の直接浄化対策並びに水質汚濁の原因となるリン濃度の濃い底泥の浚渫などを実施しました。

 現在、第5期湖沼水質保全計画を策定中ですが、手賀沼に流れ込む河川の河口域において、汚泥を沈降させるための沼底の掘り下げを行います。

 さらに、沼内に堆積した土砂を浚渫・活用しながら、堤防の低いところのかさ上げや、湖岸の生態環境の再生及び水質浄化に寄与するガシャモクやマコモ等の植生帯の整備を図っていきたいと考えています。


○再質問1

ヘドロで堤防などを作ることに技術的な問題はないのか。

○県土整備部長答弁

水を抜けば堤防として十分に使用できると考えています。現在も浚渫土を利用して築堤しています。

○再質問2

 新たな事業を実施していく上で、国庫補助金はどうなるのか。

○県土整備部長答弁

 事業の内容が変わるだけで、引き続き同じ補助事業で実施していきます。

○再質問3

 事業はどの位で完了するのか。

○県土整備部長答弁

 植生帯は、5ヶ年程度で3,000mを整備したいと考えています。