障害者数の水増し問題に怒る

2018年09月01日

 9月県議会は9月13日に開会し、10月11日の閉会日まで、会期約1ヵ月の予定です。9月6日に開かれる議会運営委員会で正式に決まります。

 今年の夏は、7月から異常な高温が続き、熱中症の疑いで救急搬送された方も大変多かったようです。9月の声を聞いても、まだまだ暑い日が続きそうですので、皆さんも十分健康管理に気をつけてください。

 ところで、今、新聞やテレビで盛んに報道されている中央省庁における障害者数の水増し雇用の問題ですが、千葉県や千葉市など、県内の自治体でも類似の事例が報告されています。私もゆゆしき問題だと憤っています。

 そもそも障害者雇用は、身障者雇用促進法に基づき一定以上の障害者の雇用を義務づけた制度で、障害のある方々に積極的に社会参加してもらうことが目的です。ところが、報道されているように、8割の中央省庁で雇用する障害者数が水増しされ、不正に障害者としてカウントしていた実数は、3460人に上るそうです。これまで法定雇用率にして2・49%を達成していたとされる数字が、実際は1・19%だったことが明らかされました。

 法に基づいて国が定めた雇用率を、国の省庁が自ら守らず、虚偽報告をしていたのでは、こんな不誠実で不道徳な話はありません。しかも、法定雇用率は、民間企業が遵守できなかった場合には、罰則があり、民間は雇用率達成のためにさまざまな努力をしています。にもかかわらず、中央省庁では「不適切に障害者数を算入していた」と弁明していますが、中には死んだ人をそのまま障害者として数えていたとは、何をか言わんやです。これでは、自治体を含め、行政機関に対する国民・県民の不信感は募るばかりです。