東葛地域の高放射線量問題で要望

 9月県議会は、10月18日に閉会しました。12月県議会は、11月25日開会の予定ですが、実質的な審議は12月初めからになりそうです。9月議会では、わが党の代表質問でも取り上げられましたが、やはり東日本大震災からの復旧・復興対策と福島第1原発事故に伴う放射能汚染対策が中心議題だったと言っても過言ではありません。

 先だって10月26日に、東葛、京葉地域の首長と知事との意見交換会が開かれ、高放射線量の検出が相次いでいる問題で、わが柏市などから除染などの対策を求める要望が相次ぎました。しかし、知事の回答は県議会でも述べていたように、「まず国が基準を作成し、基準を超えた場合の対応策を国が明確に示すべきだ」として、県としての具体的な対応策は明らかにされませんでした。われわれ県議会も、大気環境中の放射線量の監視体制の強化と除染などの対策を強く要望しています。

 しかし、柏市根戸地先の市有地で空間放射線量が57・5マイクロシーベルト/毎時 が確認された事案に関しては、国が調査した結果、原発に由来する可能性が高いとされています。問題個所は、緊急措置として速やかに覆土して防水シートがかけられ、安全が確認されています。一方、柏市では11月1日から市民からの測定要望を受け付け、11月中旬からは測定器の貸し出しを開始する予定です。県議会としては、市町村のゴミ処理施設の焼却灰処理問題などとも合わせ、市町村への財政支援を含めて、積極的に対応するよう要望しているところです。