新型インフルエンザ対策について

 9月の末頃から急に肌寒くなり、季節の変化を感じるようになりました。私の家の近くでもキンモクセイの花の香りが漂い、秋らしさが一段と深まってきました。一日の気温の変化が激しいので、皆さんも体調の維持に気をつけるようにしましょう。

 そこで、この冬の「新型インフルエンザ対策」についてご紹介します。そもそも新型インフルエンザとは、季節性インフルエンザのウイルスとその抗原性が大きく異なる新型のウイルスが出現することによって発生するものです。ほとんどの人が免疫を持っていないため、世界的な大流行(パンデミック)となり、大きな健康被害と、社会的・経済的なダメージをもたらすことが懸念されています。

 従って、パンデミックになった場合などは、国家の危機管理として対応する必要性が指摘されているのです。わが国では、平成17年に「新型インフルエンザ対策行動計画」を策定したほか、昨年5月には、病原性が高い新型インフルエンザと同様の危険性のある新感染症も対象とする危機管理の法律として、新型インフルエンザ等対策特別措置法(特措法)が制定され、今年4月に施行されました。

 こうした国家的な危機管理に呼応して、成田空港を空の表玄関として抱える千葉県では、他県に比べて新型インフルエンザのリスクが大きいため、平成17年に千葉県としての「新型インフルエンザ対策行動計画」を策定し、順次改定してきましたが、特措法の施行に伴い、新たな行動計画とするため、今回、抜本的な改定を行うことにしています。

 この行動計画は、国の行動計画を踏まえ、千葉県における新型インフルエンザ対策の基本方針を示すもので、改定される行動計画を基に患者発生時のマニュアルを作成するなど、より具体的な対応を図るものになります。

 このため、県では近く、新型インフルエンザ対策について、広く県民からの意見を求める「パブリックコメント」を募集することにしています。

 我々県議会も、新型インフルエンザや新感染症の県内での発生リスクに備え、しっかり議論し、県に対して意見を述べていくつもりです。