動物愛護条例が制定の見通し

 このところ、秋の気配が感じられるどころか、急に10月ごろの気温にまで涼しくなったりで、気候の変化が激しく、体調を崩しやすくなっています。健康管理には十分留意したいものです。

 9月定例議会が間もなく始まります。まだ議会運営委員会は開かれていませんが、目下の予定では9月18日招集日、10月15日が閉会日の予定です。

 今議会でもさまざまな議案の審議と課題がありますが、その一つに動物愛護条例の制定案が浮上しています。県衛生指導課が所管する事業で、同条例の趣旨は、動物愛護精神の涵養に資するとともに、動物による人の生命等への侵害・生活環境への支障を防止し、人と動物の共生社会の実現を図ることを目的としています。

 条例案は、9月定例会に提案される見通しで、可決されれば施行は来年4月からになります。少しだけ条例案の内容に触れてみると、県や県民、動物の飼い主のそれぞれの責務を明記し、例えば県が推進する施策では①子どもに対する普及啓発に関する情報提供や助言②飼い主を特定できるマイクロチップの普及啓発③収容された犬・猫を新たな飼い主に譲渡するなど殺処分をなくすための取り組みが明記されます。

 一方、動物の危害を防止し、周辺の迷惑にならないようにするための規制も設けられ、犬・猫合わせて10頭以上飼育している飼い主の届け出義務をはじめ、飼い主の適切な飼育義務についても明記されます。また、違反した場合の罰則も盛り込まれる予定です。

 この条例化は、そもそも今年の6月議会で「動物の適正な愛護及び管理に関する条例制定」の請願が、議会の全会一致で採択されたことから県当局で検討を開始し、5月に条例の骨子案がまとまり、県民からの意見募集を行い、条例案が取りまとめられました。