宮城県の福祉施設などを視察

 9月定例県議会は、10月15日に最終日を迎え、わが自由民主党などの賛成多数で、執行部提案の全議案を可決して閉会しました。次の議会は、目下の予定では11月26日招集の12月定例会です。

 そこで、議会閉会後の10月21日から23日までの3日間、私の所属する健康福祉常任委員会は、宮城県内の関連福祉施設4か所を視察してきましたので、簡単にご報告いたします。

 最初に視察したのは、村田町の宮城福祉会あいやま・こもれびの家という施設で、認知症高齢者や障がいを持つ入所者とスタッフが、一つ屋根の下でともに生活する共生型グループホームでした。施設の雰囲気は、さまざまな世代の方々が一緒に暮らし、まさに大家族のようで施設のぬくもりを感じました。

 次に訪れたのは、石巻市の石巻赤十字病院でした。ここは、東日本大震災のまさに被災地の中心であり、震災によってほぼすべての医療機関が機能停止している中で、災害拠点病院として住民20万人を一手に引き受けて対応に当たった医療機関でした。大規模災害の発生に備えて、災害拠点病院としてのマニュアルなど、学ぶべき点が多々ありました。

 さらに、涌谷町の町民医療福祉センターでは、過疎と少子化が進んでいる地域での地域医療包括ケアシステムの取り組みについて視察してきました。ここでは、「安らかに生まれ」「健やかに育ち」「朗らかに働き」「和やかに老いる」というライフスタイルの確立を目指しているとのことでした。

 最後に訪問した蔵王町のはらから福祉会・蔵王すずしろという施設では、福祉施設の管理・運営について勉強してきました。ここは、通所型の知的障害者授産施設で、通所者は食品の「はらから豆腐」を製造し、地元の一流デパートとも取引があり、人気商品になっていると聞きました。他の施設と比べても通所者の賃金も高いことから、大いに参考になりました。

 今回も大変有意義な県外視察でした。