成田国際空港の第3滑走路整備に思う

 いつになく暑い夏が続いていると思ったら、残暑がなくて急に秋の涼しさがやってきました。皆さんも体調に留意して、すがすがしい秋空の下で思い切りスポーツや行楽をお楽しみください。

 9月定例県議会は、予定では9月25日に招集され、10月22日まで開かれる見通しです。その9月議会で、わが党も取り上げることになると思いますが、このところ「成田空港の第3滑走路」整備問題が県政の重要課題に浮かび上がってきました。

 私も県議会の成田国際空港推進議員連盟の1員ですので、その議連として7月29日に成田空港の現況調査のため、空港視察に参加しました。空港では、夏目誠空港会社社長が出迎えてくれ、担当職員から概要説明を聞いてきました。

 成田空港の第3滑走路整備問題は、わが自民党本部から「将来、外国人旅行客が年間2千万人を超えるような状況になった場合、現状の空港機能では対応できない」として、太田国交大臣と森田知事に決議文を提出したことから、急速にこの問題が浮かび上がってきました。

 確かに、2020年の東京五輪・パラリンピックの開催や最近の円安に伴う中国人など訪日観光客の急増ぶりを見れば、ナリタの機能拡充は避けて通ることのできない課題です。このためには、国や県、騒音問題に直面する空港周辺地域の市町、そして空港会社が一体となって、国家的な必要性と住民の要望との間で真摯な話し合いが求められます。

 この4者協議会は、さる8月25日に芝山町で開催され、第3滑走路整備について話し合いを始めることで合意しました。成田空港建設の長く、血塗られた歴史は、そもそも最初の「ボタンの掛け違い」が原因と言われています。歴史の教訓をしっかりと受け止め、4者協議会が円滑に進められるよう、私ども県議会も側面から支援していきたいと思っているところです。