ブラジル行政調査に参加して

 3月ともなると、春の日差しも温かさが一段と増してきたようです。ロウバイが香り、梅の花が咲き誇って、日本の四季折々の美しさをあらためて感じています。

 私は1月末から2月初めまで、千葉県議会のブラジル行政調査団の一員として、サンパウロからリオデジャネイロへ入り、オリンピック開催に向けた現地の取り組み状況や観光振興策、日系社会や日系企業の現状と課題などを調査、視察してまいりました。

 県議会からは、超党派で9名の議員が参加しました。オリンピック開催に向けた取り組み状況では、現地の大会組織委員会から、開催の影響や課題、競技施設及びインフラの整備状況、治安対策、ボランティア体制などについて説明を伺いました。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、幕張メッセでのレスリング競技の開催が決まっていますが、ブラジルレスリング協会のペドロ会長と面会し、ご意見を伺いました。それによると、ペドロ会長からは「競技会場は既存の施設を改修して活用し、新たな施設建設に多額の費用をかけず、スポーツ競技そのものにお金をかけるべきだ」などとのアドバイスをいただきました。

 また、観光振興施策では、世界中から観光客が訪れるイグアス市及びリオデジャネイロ市の当局者から話を伺い、オリンピックに向けた取り組み状況や情報発信の重要性などについて説明を聞きました。

 私たちはこの調査結果を踏まえ、開会中の2月定例県議会でも、新年度県予算の重要な柱の一つに掲げられている東京五輪を契機とした「県内経済の活性化」に向けて、なお一層の議論を深め、県政発展のためにしっかりと取り組んでまいります。